2019年8月15日(木)
『わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。』ヨハネの福音書14章18節
聖書に登場する神の民が、私たちと類似したところがあったことを喜ぼうではありませんか。
恵みによって救われた人たちの罪とその戦いをしっかり観察することによって、希望を見いだし、そして、慰めを見いだし、御国を受け継いだ多くの人たちを私は知っています。
というのは、数知れない多くの不完全な人たちが祈りにおいて神とともに戦い、そして、勝利し、困難の中にあっても救われたからです。
使徒たちが完全な者でなかったことは、私にとってはむしろ好都合なことでした。
もし彼らが完全であったとすれば、彼らは主イエスが語られたすべてのことをたちどころに悟り、私たちはかえって主の教訓的な教えを見いだすことができなかったかもしれないからです。
もし欠けるところがなかったとすれば、彼らは何の苦労もなく歩んだことでしょう。
そして「心を騒がせてはなりません」と言われた、この尊い教えを主がおっしゃることもなかったかもしれません。
主イエスは、「そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。
この方は真理の御霊です。
世はこの方を見ることも知ることもないので、受け入れることができません。
あなたがたは、この方を知っています。
この方はあなたがたとともにおられ、また、あなたがたのうちにおられるようになるのです。
わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。
あなたがたのところに戻って来ます」と約束してくださいました。
試練によって希望を失い、また、最も心優しい主から十分な慰めを与えられないとき、そのような人たちは信頼できる慰め主をしっかりと心に留め、そして、その試練と失望の状態を神の御手にゆだねることによって、主からの励ましを受けることができるようになります。
三位一体の神、そのお一人である子なる神が助け主、慰め主の役割を引き受けてくださって以来、私たちは、私たちの心が慰めに満たされることがどんなに大切なことであるかが理解できるはずです。
信仰をもつことは幸いです。
その信仰をもって喜ぶことは私たちの義務です!
祝福の福音、その福音を信じながらも、それでも不安を覚えることがあってはなりません。
God Bless You!!
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