2019年3月29日(金)の手紙

2019年3月29日(金)


『民よ、どんなときにも神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。』詩篇62篇8節


しばしば陥る弱さの一つが鬱症状です。
このことが、わが国の教会にあまりに多く見られることを考えると、それは結核と同じように国民病と言っていいほどのものです。
以前のように多くはないにしても、今日でも予想以上に私の周りに見られます。

私たちは隣人であるアイルランド人と同じほど幸いではなく、アメリカ人と同じように静かで冒険好きでもありません。

英国人としての私には鬱に陥る傾向があるのではないかと不安になります。
私自身そのように感じ、私が行くところではごく普通の現象のように見えるのです。
鬱症状は一般的に、長所と言えるものではないでしょう。
そして私自身、究極的には、その治療法は神を信じる以外にないと確信しています。

詩篇記者はしばしばこの症状に陥ったように思われるのです。
彼が「わがたましいよ、なぜおまえはうなだれているのか。
私のうちで思い乱れているのか」と自分に問いかけているからです。
彼にとっての良薬は何だったでしょうか。

「神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを」。
これが彼の治療法でした。

ダビデは「民よ、どんなときにも神に信頼せよ。
あなたがたの心を、神の御前に注ぎ出せ。
神はわれらの避け所である」と言い、一つの処方箋を書いています。

鬱症状に陥るときに人は自らに無力感を覚えます。
すでに十分訓練された選手であっても、その人から戦う力を奪います。

キリスト者のみなさん、主に対する信仰を増し加えてください。
そのことを心から主なる神に願ってください。
信仰が深まることで、あなたはその弱さを克服することでしょう。

God Bless You!!


a:99 t:1 y:0