2019年3月27日(水)の手紙

2019年3月27日(水)


『あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる。主は決して、正しい者が揺るがされるようにはなさらない。』詩篇55篇22節


会社の倒産、たびたび起こる不良債権、市場の変化、金融逼迫、恐慌などが世の中に難しい状況を引き起こしています。
いわゆる掛売り制度(クレジット・システム)は、キリスト者が慎重かつ堅実な方法(敏感な良心の持ち主であれば、このような方法を取るからです)で事業を行うことを困難にしています。

「だれに対しても、何の借りもあってはいけません」という、この教えが経済活動に組み込まれるとすれば、多くの人の病が癒されることになるでしょう。

たとえ、あなたが夜も眠れないほど多忙な仕事に従事しているとしても、自分に害を与えている従業員について、あるいは船で運ばれている貨物について、また値打ちが大幅に下がってしまった財産について憂慮しながら、寝床で何度も寝返りを打つとしても、私はあなたに「最善の思慮と知恵と努力と注意力を動員したと確信できますか」と問うことでしょう。

そんな場合、ほかに何があなたにできるというのでしょうか。

たとえば、あなたが一晩中涙を流し、嘆いたと想像します。
しかし、それで船の難破を防ぐことができますか。

目を腫らして泣きわめいたと仮定してみます。
そうすることによって、従業員を誠実な者に変えることができますか。

食べることもできないほど思い悩んだと想像してみます。
それによって、財産価値を高めることができますか。

「なすべきことはすべてなされた。すべてを神にゆだねよう」と確信できれば、人はあなたが十分な睡眠を取り、仕事に専心するために、あなたの力を完全に使い尽くしたと考えるかもしれません。
しかし、それでもあなたは起きているときも、眠っているときも、自らの五感を浪費し、悩みを倍増させてしまうほど数多くの失敗を犯しているのです。

「そのままにしておきなさい」とよく言われます。
私も「苦難はそのままにしておきなさい。
成り行きに任せなさい」とお勧めします。

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」。

それから、信仰の手という他の手を差し出し、天の父を心から信じなさい。
そして、肩から重荷を降ろしなさい。
あなたの永遠の神にすべての重荷をゆだねなさい。
「あなたの重荷を主にゆだねよ。」

God Bless You!!


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