2019年3月18日(月)
『主が病の床で彼を支えられますように。彼が病むとき寝床から起き上がらせてください。』詩篇41篇3節
十字架上で苦しみを受け、神との和解の業を成し遂げようとしておられる主イエスの姿は、講壇で語られる説教の中でも最も感動的で、しかも心惹かれるテーマの一つです。
病の床にある聖徒のほうが、雄弁な説教者よりも神によって用いられることがしばしば起こります。
あなたが喜んで神の御旨に従い、ひどい痛みの伴う手術に忍耐深く耐え、夜には造り主なる神があなたに賛美の歌を与える方であることが、人々に証しされるとき、あなたは豊かに神に用いられているのです。
私は長い間寝たままの状態になっている人たちを訪ねることがあります。
彼らは、全教区に少なからず影響を与えている人たちでもあるのです。
その人たちは、貧しい女性、年老いたキリスト者の男性として周囲によく知られています。
私は自分のすべての蔵書から得られる以上の豊かなものを、このような人たちとのわずか三十分ばかりの語り合いと交わりとによって得ることができました。
しかし彼らは、自分は何もしていないと思っています。
このような視点から、それぞれ自分の状況を考えてみてください。
ベッドの中でも神をたたえることができます。
教会の説教壇と同じように病室を神のための賛美の部屋、説教壇とすることができるのです。
嘘偽りのない信仰を、あなたの生活の中心としなさい。
そうすれば、あなたの人生は真実の信仰の歩みとなることでしょう。
これが人生の本当のあり方です。
それゆえ、使徒パウロは、「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい」と勧めるのです。
あなたの日常生活が目立つことなく、だれにも気づかれずに歩んでいるとしても、聖なる者、心の強い者になりなさい。
そうすればあなたは、「ただじっと待つだけであっても神に仕えることができる」ということがわかってくるでしょう。
あなたがたはただ主イエスの足もとに座り、主が語るおことばを聞くだけでよいのです。
そのような人は無視され、見過ごしにされることは決してありません。
これが私たちの真実の価値を認めてくださる方へのご奉仕なのです。
God Bless You!!
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