2018年6月8日(金)の手紙

2018年6月8日(金)


『たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え… ても、愛がなければ、何の役にも立ちません』コリント人への第一の手紙13章3節


たとい私たちが今より十倍も良いキリスト者になったとしても 心が愛に満ちていないならば、まるで錆びたブリキ缶のようにつまらないことでしょう。

「愛がなければ……」。
実際、私たちには愛がありません。
私たちは石のように冷たく死んだ存在です。

主イエスは「敵を愛せよ」と仰せになりましたが、ああ、私たちは知人や仕事の同僚、それどころか親兄弟をさえ愛さないことがあるのです。

「愛がなければ、何の役にも立たない」。
神が私たちのキリスト信仰と称する総体を「無価値だ」と言って投げ捨てておられるように思えてなりません。

それを悟る人は、絶望して何もかもを放り出すことでしょう。
それらは何の役にも立たないからです。

しかしひとつだけ、他の可能性が残されています。
主イエス、すなわち、よみがえって、いつも私たちとともにおられるこのお方が、「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから」と言われたところに、残された道があります。

それゆえ、人は「主よ。私は心の貧しい者です。
聖霊の最も麗しい実である愛において乏しい者です。
助けてください」と叫ぶことができるのです。

そうすれば、水をぶどう酒に変える方、死者を生かす方、嵐を静める方、病をきよめる方。
その主が答えてくださいます。

「わたしにあなた自身をゆだねなさい。
わたしにあなたを支配させなさい。
あなたの悔い改めと、あなたの貧しさの認識とが、いのちの始まりです」。

きょうのみことばは、私たちの貧しさを暴露します。
が、正しく働けば、それは私たちを主イエスへと導きます。

主よ。
私たちの冷たい心を、燃える聖霊で満たしてください。アーメン

God Bless You!!


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