2018年6月26日(火)の手紙

2018年6月26日(火)


『愛は…、すべてを耐え忍びます。』コリント人への第一の手紙13章4節、7節


「主は御国を始められた」と詩篇93篇1節は歌います。
イエスはまさしく世に来られて、人々の中にご自分の国を打ち建てなさいました。
そしてこの国の最も大きなしるしは愛です。

この神の国を支配するのは、力ある神の愛であり、パウロはこの愛は「すべてを耐え忍ぶ」愛だと語ります。

ここで使うギリシャ語には「じっととどまる」という意味があります。
「他の人がみんな逃げ去っても、じっととどまる」のです。

このような愛を、主イエスは弟子たちに対して示されました。
その主が十字架に引かれて行くとき、彼らはなんとひどいことに、主を裏切り、見捨て、否んだのです。

よみがえった主がそんな輩を切り捨てたとしても、不思議ではなかったでしょう。
私たちならばそうしたでしょう。

が、イエスは彼らを捜し出し、追い求め、彼らへの愛を示し続けてくださいました。

当時の弟子たちをだけではありません。
主は今日の私たちをも同じように扱ってくださいます。
主の愛は、すべてを耐え忍ぶのです。

さて私たちもまた、このような愛を主に対して抱くべきです。
それは、他の人たちがみな逃げ去ってもなお、救い主に対して抱き続ける愛です。

イエスと弟子たちと結んだこの強い愛を、私たちは世に輝かせるべきです。
このような愛をもって私たちは、人に捨てられ、相手にされなくなった人々を、受け入れることができます。

「あんな男は、もうしようがない」と見限られる人がいるかもしれません。
が、イエスを信じる者たちはそのように言うことはできないのです。
ほかのみんなが捨て去っても、彼らは、「じっととどまる」愛を持ち続けます。

主よ。
いとも簡単に愛の費え去る私たちを赦し、私たちをあなたに似る者としてください。アーメン

God Bless You!!


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