2018年12月22日(土)の手紙

2018年12月22日(土)


『そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。…それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。』ルカによる福音書2章1節~3節


おや、早くもクリスマスの記事ですか。

そうです。
あと三日すれば主の降誕の祝い日です。

さて、本来クリスマスの記事は、「(マリヤは)男子の初子を産んだ」というところから始まりますが、きょうのみことばは、クリスマスの何たるかを知る前に理解しておくべき真理、それを語っています。

すなわちここには、皇帝アウグスト(治世、前27-後14)の名が出てきます。
彼は偉大な人物であり、当時の世界に平和をもたらしました。

ある歴史家は彼を「テムズ川からインダス川までの治安の中心」であったと言います。
彼は自分の欲望を満たすのではなく、かえって、私財を投じて諸問題の解決に尽力したのです。

聖書が彼について、住民調査で余計な混乱と不安を招いたこと以外に何も述べないのは、心が狭いのではないでしょうか。

いいえ。
ここには一般庶民の経験が書かれているのです。
彼らには安らぎも平和もありませんでした。
当時、多くの人々には「政治は無関係」であったのに、政治は彼らにいろいろと口出しをしたのです。

何千というマリヤとヨセフが、住まいを離れて長い道のりを旅し、苦労しなければならず、また、子どもを連れて逃亡しなければなりませんでした。
いわゆる「ローマの平和」のもとでは、ヘロデ王のような人殺しが横行したからです。

この世に幻想を抱かないようにしましょう。
この世は堕落した世界です。
「見よ。
やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている」とイザヤが言うとおりです。

世は救い主を必要としています。
そして救い主は神から与えられます。

「永遠の光がさし込んで、世界に新たなる輝きをもたらした…」。

主よ。
世界の光なる方よ。
私たちの貧しい生涯にお入りください。アーメン

God Bless You!!


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