2017年2月24日(金)の手紙

2017年2月24日(金)


『彼は言った、「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました。イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀をもってあなたの預言者たちを殺したのです。ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。』列王記上19章10節


もうおしまいだ、という体験をしたことがあるだろうか。
それは、エリヤの状況だった。

神は、ご自分が主であることをイスラエルの民に示すために、エリヤを用いられた。
だけど、それを知ったイゼベルの脅しは恐ろしいものだった。
エリヤは、150?以上南のベエル・シバまで逃げ、更に約250?南にあるホレブ山まで歩いて逃げた。

神はエリヤに二度、「ここで何をしているのか」と尋ねられたけれど、彼は二度とも「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました。
イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀をもってあなたの預言者たちを殺したのです。
ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」と答えた。

エリヤは恐怖心のあまり、神が自分を通してカルメル山でなさったことを忘れてしまったのだろうか。
大きな勝利を収めたにも関わらず、すっかり落ち込んでいた。
このようなことは、私達にもよく起こる。

エリヤの「もう十分です」という言葉にも関わらず、主は、この疲れたしもべに三つの大きな仕事を任された。

一方、エリヤは自分だけが残ったと言っていたけれど、それは間違いだった。
神は、バアルに屈さない七千人の人々を残しておられた。

私達も、エリヤのように絶望することがあるかもしれない。
そんな時は、神に語っていただこう。
神は人生の戦線離脱を許可なさるのではなく、神の力によって、私達のすべきことを示してくださる。

イエス様のために働いているなら、諦めるのは常に早すぎるのだ。

God Bless You!!

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