2017年12月5日(火)の手紙

2017年12月5日(火)

『しかるに、あわれみに富む神は、わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし――あなたがたの救われたのは、恵みによるのである――。』エペソ人への手紙2章4節~5節


ある牧師が、礼拝に来られなくなってしまった青年の話をしてくれた。
この青年は、職場でカッとなって怒ったり、同僚に意地悪をしたりすることがあった。
それなのに、日曜日になると何食わぬ顔で教会に来るのは偽善者のように感じ、礼拝に出られなくなってしまったのだ。

牧師は言った。
「偽善者とは、本来の自分とは別人のように振る舞う人のことです。
あなたは、教会ではクリスチャンのように振る舞っています。
ですから、あなたは教会では偽善者ではありません。」

青年はハッとしました。
自分が偽善者だったのは、どこだったのか気づいたのだ。
問題の解決は教会を避けることではなく、職場の自分を変えることだった。

偽善者を意味する語源はギリシャ語で、「演じている役者」という意味。
つまり、自分とは違う人のふりをすること。

私たちは時として、イエスを信じる者という本来の自分を忘れている。
自分は、神に説明責任を負う者であることを忘れてしまっているのだ。
そして、今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました、という昔の姿になってしまい、「偽善者」となっている。
言行不一致のクリスチャンは、誰よりもサタンを助けることになる。

昔の姿に戻って、今の自分とは違う人のように振る舞ってはいけない。
そうではなく、神の恵みによって、キリストとともに生かされていることが明らかになるように生きていきたい。
そうすれば、偽善から必ず解放される。
偽善は必ず癒される。

God Bless You!!

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