2016年10月18日(火)の手紙

2016年10月18日(火)

『彼はすべての従者を連れて神の人のもとに帰ってきて、その前に立って言った、「わたしは今、イスラエルのほか、全地のどこにも神のおられないことを知りました。それゆえ、どうぞ、しもべの贈り物を受けてください」。』列王記下5章15節


列王記下の5章には、災難に襲われたふたりの人物がいる。
ひとりは、アラム軍の捕虜となったイスラエルの少女。
もうひとりは、アラム軍の将軍ナアマンだ。

ナアマン将軍は、重い皮膚病を患っていた。
この少女は、自分を捕虜にした人々の不幸を願ってもおかしくないのに、将軍に助けの手を差し伸べた。
イスラエルの預言者エリシャなら、その病を治せると伝えたのだ。

ナアマンは治りたい一心でイスラエルに行ったけれど、エリシャの指示を屈辱的だと怒った。
だけど結局、受け入れて従うと、病は癒された。
これによって彼は、イスラエルの神こそ、唯一の神だと宣言するに至った。

神は、捕虜と病気というふたつの悪い事を利用された。
そして、イスラエルの敵を友に変えられた。

私達は、なぜ悪い事が起こるのかわからない。
だけど、神は、それを良い事に変える力を持っておられる。
なぜなら、神はすべての災いを祝福に変える事ができる名人だからだ。

God Bless You!!

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