2013年9月23日(月)

2013年9月23日(月)


『風を警戒する者は種をまかない、雲を観測する者は刈ることをしない』伝道の書11章4節


福音を伝える事に関して、私達は時々、用心深すぎる農夫のようだ。
種蒔きに最高の日を探して、天候を見定めているうちに、季節が過ぎ、ひと粒の種も蒔けない。
チャンスを逃してしまったので、勿論、収穫もない。

私達は、ためらい、考える。
「この人は、福音を聞く準備ができているだろうか。
今、話す時だろうか」と。

だけど、相手の心の奥で何が起こっているのか、言い当てる事なんてできない。
暗闇の中にいても、明るい場所に誰かが導いてくれるのを願っている人もいる。

王室の馬車に乗ったエチオピア人の宦官は、すべてを持っているように見えた。
名声、富、権力を手にしていたけれど、心の中は空しく、何かを探し求めていた。
彼は苦しみを受ける救い主というイザヤ書の預言を読み、自分の頭で理解しようとしていた。
まさに、その機会を捉えて、ピリポは彼にイエス様を伝えたのだ。

伝道熱心な人に、ある人が質問をした。
「人が福音を受け入れる準備が整っているかどうか、どうしてわかるのか」と。
彼は、こう答えた。
「簡単だよ。その人に尋ねるんだよ」。

私達は、風や雲行きばかり心配する事をやめて、種蒔きに力を尽くさなくてはいけないんじゃないだろうか。
天候に左右されないで、どこへ行っても種を蒔くのだ。
それによって、どんな結果がもたらされるかなんて、私達にはわからないんだから。

だけど、太陽が照ろうと、雨が降ろうと、どんな季節が来ても、愛情を込めて種を蒔き続けるなら、豊かな黄金の実を、主が刈り取ってくださるだろう。
主の救いの刈り取りに、季節外れなどないのだから。

God Bless You!!

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