2013年9月10日(火)
『あなたがたは、主イエス・キリストを着なさい。肉の欲を満たすことに心を向けてはならない』ローマ人への手紙13章14節
ある村に伝わる、昔話。
ある少年が、その村の掟を破った時に、村長はなぜそうなったのかを説明した。
「我々は心の中に、二匹の狼を飼っているようなものだ。
一匹は良い狼で、もう一匹は悪い狼だ」
「どっちの狼が勝つの?」と、少年は尋ねた。
「餌をもらえる方じゃ!」と知恵のある村長は答えた。
クリスチャンも、この種の葛藤に共感するだろうか。
私達は、利己的で罪深い欲望と常に戦っている。
欲望は、心の中にわいてくると、それを満たすようにせき立てる。
最初は無害で些細な欲望かも知れないけれど、それがだんだん大きくなって、最後には私達を支配してしまう。
そうならないために、悪い欲望が「餌」を求めてくる時に、私達はきっぱりと「No!」と言うべきだ。
しつこく迫られても、しつこく拒絶しなくてはいけない。
難しい事だけれど、そうすべきなのだ。
餌をもらえる狼が、私達を支配する事を忘れてはいけない。
God Bless You!!
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