2013年6月8日(土)

2013年6月8日(土)


『さて、民は災難に会っている人のように、主の耳につぶやいた。主はこれを聞いて怒りを発せられ、主の火が彼らのうちに燃えあがって、宿営の端を焼いた』民数記11章1節


ふたりの少年が、ブドウを食べていた。
ひとりは「甘いね!」と言ったけれど、もうひとりは「でも、種がいっぱいだ」と答えた。

ふたりが庭に出ると、ひとりは「見て!大きくてきれいな薔薇だ!」と言い、もうひとりは「でも、トゲだらけだ」と言った。

その日は暑かったので、ふたりは飲み物を買いに出かけた。
半分ほど飲んだ時に、否定的な態度の少年は「もう半分しかない」と文句を言ったけれど、もうひとりの少年は「僕のは、まだ半分も残っているよ!」と答えた。

この話に出てくる少年のように、否定的な態度で、黒っぽい色メガネを通して人生を見ている人は少なくないだろう。

聖書に登場するイスラエルの民のように、不平ばかり言って、神様の恵み深い備えに感謝できないのだ。

だけど、感謝な事に、世の中はそのような人ばかりじゃない。
この人達は、現実的で人生には辛い事もあると知っているけれど、不平不満を言ったり、苛立ったりはしない。

もし自分の中に否定的な態度があるなら、それを克服する事はできる。
なぜなら、どんな人でも、どんな状況に置かれていても、感謝できる事はたくさんあるはずだから。

何よりも、イエス様の大きな愛を考えてみよう。
神様は、私達が心配する以上に、私達の人生に責任を持って配慮してくださっている。
だから、トゲがあると文句ばかり言う代わりに、薔薇の美しさに感謝しよう。

God Bless You!!

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