2013年6月6日(木)

2013年6月6日(木)


『どうか、あなたがたは全く沈黙するように。これがあなたがたの知恵であろう』ヨブ記13章5節


ヨブは、友人達が自分の言う事を聞こうとしないでの、イライラしていた。
ヨブが話すと、彼らはその話を聞くのではなく、次は何で反論しようかと、考えているのが一目瞭然だった。

友人達は、ヨブの苦しみは彼の犯した罪に対する罰だと、彼に納得させようと一生懸命だった。
彼らは、ヨブの心の深い叫びに耳を傾けてはいなかったのだ。

多くの人は、聞く事が不得手かも知れない。
若者達は、親に悩みを話すと、すぐにアドバイスしようとされるので、イライラしている。
実は、まるごと受け入れてくれる人に、悩みを聞いてもらいたいだけの時だってある。

ある若者が言った。
「自分で何を言いたいのかわからなくても、それがわかるまで、ただ話していたい時がある」と。

相手を受け入れ、理解し、良い聞き手である時、本当の意味で深い人間関係を築く事ができるのかも知れない。

人が苦しみに遭う時、近くにいれば助けてあげる事ができる。
慰めの言葉が必要かも知れないし、ただ、聴いてあげる事が必要なのかも知れない。
だけど、今日、耳を傾けてあげる事が、一番の愛かも知れないのだ。

God Bless You!!

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