2013年6月25日(火)

2013年6月25日(火)


『あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい』ローマ人への手紙12章18節


イサクの隣人のペリシテ人は、意地の悪い人達だった。
富と力を持ったイサクを恐れて、自分達の土地から出て行ってくれと頼んだ。

彼らと比べて、はるかに強くなったイサクは、断る事もできたはずだった。
だけど、ペリシテ人の言葉に従って、近くの谷間に移動したのだ。
そこは昔、父アブラハムが井戸を掘った場所だった。

アブラハムの死後、ペリシテ人はそれらの井戸をふさいでいた。
ところが、イサクが掘り返すたびに、使ってもいなかった井戸を自分達のものだと文句をつけた。
彼らは、口げんかが好きなのだ。
イサクは、ペリシテ人が権利を主張しない場所まで黙って移動し続けた。

時々、愛する事が難しい人達がいる。
だけど、イエス様は彼らを愛する事は勿論、彼らのために祈り、善を行いなさいとまで言われた。
これは、簡単な事じゃないし、この人達の意地悪は直らないかもしれない。
それでも、私達はすべての人と平和を保って生きなければいけない。

平和を保つ事は、事なかれ主義じゃない。
これは、受け身じゃなく、決断と行動だ。

我を通そうとする人達に対して、ストレスを感じる事もあるだろう。
でも、私達が選び取るべき道は愛だ。
その人達のために祈る事こそ、平和を保つ唯一の道なのだ。

God Bless You!!

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