2013年6月23日(日)

2013年6月23日(日)


『あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである』ローマ人への手紙12章2節


ベテランのラジオ特派員は、向上心に燃える若手のジャーナリスト達に、報道は非情なビジネスなので、記者の性格は無感情で荒っぽくなっていきがちだと語った。

その一方で、必ずしもそうでなくてもよいと、彼女は信じていた。

「報道の世界に魅せられた時、私はある事を心に決めました。
それは、もし自分が無感情で荒っぽくなり、自分の品性や霊性に悪影響を与えていると気付いたら、仕事をスッパリ辞めるというものです。
これは単なる仕事です。
どうして、仕事のために自分の品性や霊性を犠牲にしなければならないのですか。
品性や霊性を損なわない事は、不可能ではありません。
ただ、決意が必要なだけです」と彼女は言った。

私達は、切迫した状況の時、まわりの状況に流されて行動する事も、「自分は違う」と言うように行動する事もできる。

まわりに合わすようにというプレッシャーを感じる時、自らの品性や霊性が汚されないように、「神の道はこれであり、それが最善である」という堅い信仰を持とう。

品性と霊性を保つには、決意が必要だから。
そして、美しい品性と霊性は、心の中から始まるのだから。

God Bless You!!

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