2013年6月14日(金)

2013年6月14日(金)


『たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです』詩篇23篇4節


闇に次ぐ闇、悲しみに次ぐ悲しみ。
苦しみに次ぐ苦しみ。
それが、死だ。

死は、大切な人を連れ去る恐ろしい訪問者だ。
残された者は、嘆き、悲しみ、戸惑う。
死は、人生をキラキラと輝かしていた何気ない光を遮断してしまう。

自分の死を目の前に感じていたり、家族の死を悲しんでいたりする人にとって、死はたまらなく辛いものだろう。
活力を奪い、人生設計を狂わせ、心を押し潰し、ものの見方を変え、信仰さえも試みる。
喜びを奪い、人生の目的についてもう一度考えさせられる。

死の深い谷間を歩くなら、その陰に呑み込まれたように感じ、恐れが迫ってくる。
神様を信じて得ていたはずの平安が、やり場のない空しさに襲われる。

恐れが大きくなり、将来が不安になる。
もう一度、人生を楽しもうとする事が、恐ろしくなる。

朝から、これだけ暗い状況をあげれば十分だろう。

だけど、クリスチャンは、そんな谷の中にいても、陰に覆われても、「主は私と共におられる」と大胆に言う事ができる。
神様の愛の御手は、私達を捉えて離さない。
ゆっくりと、だけど確実に、私達は慰められていく。

神様は、私達を闇から救い出してくださる。
そして光をくださる。
出口に導いてくださる。
そして、遂に私達は、死の陰の谷から抜け出して行くのだ。

だから、たとえ光が見えなくても、死を恐れる必要はない。
イエス様を信じている者は、永遠を見つめているのだから。

God Bless You!!

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