2013年6月1日(土)

2013年6月1日(土)


『主の恵みふかきことを味わい知れ、主に寄り頼む人はさいわいである』詩篇34篇8節


この悲惨な世の中でも、唯一の確かな避難場所がある。
それは、神様ご自身だ。

主に寄り頼むとは、ヘブル語で「〜に避難する」「〜に隠れる」「〜で隠す」を意味している。
それは、安心して身を潜める事ができる秘密の隠れ家の事だ。

疲れてくたくたになった時、思いがけない問題に戸惑った時、友人に傷付けられた時、敵に囲まれた時、どんな時でも神様のもとに身を隠す事ができる。

この世には、安全な場所はない。
もしあったなら、神様に愛され、守られている喜びを知る事ができなかったかも知れない。
人間として生まれてきた最高の喜びも、味わえなかったかも知れない。

唯一の安全な場所は、神様ご自身だ。
人生の嵐の暗雲が立ち込め、災難に見舞われた時、神様のもとにかけ寄って祈り、そこに身を避けるべきなのだ。

何の願いも欲求も感じないひどい状態の中、未来に熱く燃える志もなく、心が重く落ち込んで、失意や後悔、虚無感や倦怠感を引きずっても、神様のもとに来て、なおも神様を「私の隠れ場です」と呼ぶ事のできる人。
その人こそ完全な信仰の人なのだ。

どれほど私達は、守られ、恵まれている事だろう。
安全とは、危険がない事じゃない。
それは、神様と一緒にいる事なのだから。

God Bless You!!

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