2013年3月6日(水)

2013年3月6日(水)


『イエスは彼に言われた、「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか。あなたは、わたしに従ってきなさい」』ヨハネによる福音書21章22節


すべての人は、平等に造られたわけじゃない。
認めたくないかも知れないけれど、人生は不公平だと気付くのに、それほど長い時間はかからないだろう。

だけど、私達はこの現実を、恨む事なく受け入れなければいけない。
とんでもなく不条理だけど、受け入れなければいけないのだ。

子どもの身体が癌にむしばまれる一方で、酒浸りのヘビースモーカーが長生きをしている。
健康な人もいれば、病弱な人もいる。
五体満足な人もいれば、重い障害を抱えている人もいる。
一生懸命働いても貧しい人がいる一方で、生まれながらに裕福で、何不自由なく暮らしている人もいる。

イエス様が、あなたは殉教すると告げられた時、ペテロは、それなら別の弟子ヨハネはどうなりますかと、尋ねた。
ペテロは、ヨハネが同じ死に方をしないのは不公平だと考えたのだろうか。

だけど、ヨハネに起こる事は、ペテロが心配する事じゃなくて、神様が決められる事だとイエス様は言われた。

ペテロの果たすべき責任は簡潔明瞭である。
それは、イエス様に従う事だ。

周りの人を見て、人生の不公平さを恨みたくなる時は、視点を変えてイエス様を見上げて、このお方に従っていけばいい。

確かに人生は平等じゃない。
だけど、それは束の間の事でしかない。
私達は、天国で完全な正義と公平の中で、永遠に楽しむ事ができるのだ。

そして、決して忘れてはいけない。
確かに、人生は平等じゃない。
だけど、その中にも神様の最善がなされている事を。
神様は、良いお方だから、私達がそのお方から目を離さない限り、決して失望する事はないのだ。

God Bless You!!

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