2013年3月30日(土)

2013年3月30日(土)


『それゆえ行きなさい。わたしはあなたの口と共にあって、あなたの言うべきことを教えるであろう』出エジプト記4章12節


モーセが神様に召された時、彼は「私は言葉の人ではない」と言った。

モーセは、人前でうまく話す事ができなかったか、それともどもる癖があったのだろうか。

だけど主は、誰よりもモーセの弱さをご存じだった。

神様は、私達の身体的な障害や能力の足りなさ、また状況の悪さを用いて、ご自身の栄光をあらわされる時がある。
これらを取り除くのではなく、人間的な限界や悪条件を用いて、「よきもの」が造られるような不思議な力を与えてくださる。

弱さが、神様を求め、神様に頼る原動力になるなら、弱さは害じゃなく益なのだ。
それも、最高に良いものだ。

なぜなら、私達の勇気や力、そして幸福は、神様とどのような関係にあるのか、更には、神様に頼り切っているのかによって決まってしまうからだ。

パウロは、身体的な障害を取り除いて下さいと、神様に三度も祈ったけれど、主は、「私の恵みは、あなたに十分である」と答えられた。
それでパウロは「私が弱い時にこそ、私は強い」事を悟ったのだ。

神様が、最も力を発揮される時は、私達が、最も弱っている時なのかも知れない。

God Bless You!!

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