2013年3月29日(金)

2013年3月29日(金)


『主に言うであろう、「わが避け所、わが城、わが信頼しまつるわが神」と』詩篇91篇2節


ふたりの船乗りが、船上で寝ずの番に当たっていた。
夜中、荒れ狂う嵐の中、そのうちのひとりが高波にさらわれてしまった。
彼は、甲板の上に囲われた場所にいたのに溺れ、もうひとりは、波をまともに受ける場所にいたのに、助かった。

何が彼らの明暗を分けたのだろう。
それは、波にのまれてしまった人には、しがみつく物がなかったのだ。

これは人生の試練に直面した人達を、何とうまく表現しているのだろう。

私達は、順風満帆の時には、自分の力で何でもできると思ってしまうけれど、厳しい状況に見舞われると、足元がぐらつくものだ。
そんな時、神様に助けていただく事を拒否し、すがりつくものを何も持たない人は、人生の苦しみにいとも簡単に圧倒されてしまうだろう。

だけど、主にすがる人々は、逆境の激しい嵐を乗り切る事ができる。
「主がおられなかったら、やっていけないよ」が、その人達の口癖だ。

神様が、いつでも、どのような時でも、力づけ、守ってくださる事を、私達は知っている。

神様に希望を託す人は、どのような状況でも頼れるお方が誰かを知っている。
そのお方こそ、イエス・キリストである。

God Bless You!!

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