2013年12月18日(水)
『何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい』ピリピ人への手紙4章6節
子どもの頃、腕相撲をして遊んだ事があるだろう。
肘を付き、相手と手を組んで、どちらかの手が机に付くまで押し続ける。
私達の祈りは、時々、神様と腕相撲をしているようだ。
自分の願い通りに応答してもらおうと、私達は必死で神様の手を押さえつけ、神様に「まいった」と言わせようとする。
だけど、勝ち目がないと思うやいなや、今度は、泣きついたり取引を持ちかけたりして、説得に努める。
時には、しぶしぶ降参して、「主よ、いつもあなたの勝ちですね。不公平です」と文句を言う。
神様は、確かに正直な心を望んでおられる。
だけど、私達は正直になると、わがままを言い出したりする。
心の底では、祈りは神様に競り勝つ事じゃないと知っているけれど、主導権を明け渡す事ができない。
さあ、しぶしぶ降参して、「主よ、いつもあなたの勝ちですね」などと言わないで、まったき信頼をおいて、神様に祈りの主導権をお渡ししよう。
そうすれば、主は、私達の思いをはるかに越えた最善をなしてくださるのだから。
God Bless You!!
a:5 t:1 y:0