2012年4月4日(水)

2012年4月4日(水)


『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない』マルコによる福音書12章31節


聖書は66巻、1735ページにもおよぶ分厚い書物だ。

でも「これよりも大事ないましめは、ほかにはない」と言われている一文がある。
なのに、それ以外の事を一生懸命求めている。
教会で奉仕をする事は、決して悪い事じゃない。
でもそれが目的じゃない。
聖書の通読をする事は、決して悪い事じゃない。
でもそれも目的じゃない。
熱心に祈る事も、決して悪い事じゃない。
でも、それが目的であってはならないのだ。

もし、教会で奉仕をしているから家族の話しをゆっくり聞けないなら、奉仕を止める事をお勧めしたい。
聖書を通読しても、助けを求めて弱り果てている友人に、正論を投げかけるだけで何もしないなら、聖書を読まなくてもいい。
熱心に祈って預言をしたり、天国を見たり、凄い事だ。
でも、あなたの隣で泣いている人が見えないのなら、祈りを止めて周りを見回した方がいいんじゃないかな。

でも、本当はわかっている。
奉仕のせいでも、聖書通読のせいでも、祈りのせいでもない。
私達の中に「愛」がないからだ。
一番大切な「愛」を見失いながら、私達は何を求めて生きているのだろう。

God Bless You!!


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