2012年10月30日(火)

2012年10月30日(火)


『そして彼らに言われた、「わたしが財布も袋もくつも持たせずにあなたがたをつかわしたとき、何かこまったことがあったか」。彼らは、「いいえ、何もありませんでした」と答えた』ルカによる福音書22章35節


イエス様は、お金も食べ物も、余分な衣服も持たないで、出かけるようにと言って、弟子達を伝道に送り出された。
だけど、捕えられる直前には、財布と袋を持って来て、剣を買うようにと弟子達に告げられた。

イエス様は、矛盾した事を語られたのだろうか。
いや、違う。
イエス様は、弟子達に対照的な教えを学んで欲しいと願われたのだ。

ひとつは、イエス様に頼る事。
もうひとつは、これから来る困難のために備える事だ。
イエス様は、弟子達に剣を買わせて、ご自身を守ってもらおうとしたんじゃない。

イエス様が教えられたふたつの原則は、主に信頼する事と、そして自分にできる将来の備えをきちんとする事だ。

私達は、二者選択をしなくてはならないと思いがちだけれど、イエス様は、その両方を望んでおられるのだ。

だから、日々の生活の中で、信仰が常識を排除してはいけない。
それを受け入れ、そして私達は告白するのだ。
「信頼します、備えます、祈ります」と。

God Bless You!!


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