2011年12月23日(金)

2011年12月23日(金)


『言いつくせない賜物のゆえに、神に感謝する』コリント人への第二の手紙9章15節


なぜそこまでしてくださったんだろう。

小鳥たちには美しいさえずりを、山々には雄大な威厳を。
シマウマには縞模様を、らくだの背中にこぶをつけて欲しいと頼まれたのだろうか。
川のせせらぎに心癒され、天にとどろく稲妻には神への畏れを感じ、触れると丸くなる丸虫には笑わされる。

神はどうして、被造物をそんなに輝かしいもので包まれたのか。
なぜわざわざ手間をかけて、そうした贈り物を私達に与えてくださったのか。

実は私達も同じ事をしている。
私達はプレゼントを探している。
足を棒にしてショッピングモールを歩き回っている。
これは義理でする贈り物じゃない。
超特別な人にあげる超特別な贈り物の事だ。

私達はなぜわざわざ贈り物を捜すんだろう。
手っ取り早く「通販」でもいいんじゃない。

でも私達がそうするのは、びっくりさせたいからだ。
それも心臓が止まるくらい、息が止まるほど驚かせたいからだ。
本当に止まったら困るけど。
ただ驚き、その後に喜ぶ顔が見たいのだ。

神も同じ事をされたのだ。
今度、朝焼けの壮麗さに息を呑んだら、花の咲き乱れる草原の美しさに言葉を失ったら、そのままでいよう。

何も言わずに、神がこうささやかれるのに耳を澄まそう。
「気に入ったかい?私はあなたのためにこれをしたのだよ」。

God Bless You!!


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