2016年9月9日(金)
『すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。』ルカによる福音書2章9節
神の御言葉は、日常の仕事をしている時に語りかけてくる。
祭司の務めをしていたザカリヤや、羊の群れを見守っていた羊飼いもそうだった。
ザカリヤも羊飼いも、いつも通り働いていただけで、神の御言葉が与えられるなどとは考えてもいなかっただろう。
この人達が、神の御言葉を聞いた時の日常を、ルカが描写している。
ザカリヤについては、「ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていた…ところが主の使いが彼に現れて」と書かれている。
また羊飼いについては、「羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らした」とある。
その訪れを期待している時に、主が来られる事はほとんどないのかもしれない。
突然、神は姿を現される。
キリスト者の働き人が、神への真実を保つ道はただひとつしかない。
それは、主の突然の訪問に絶えず備えておく事である。
もし、私達が耳を傾けて聞き、聞いた事に従うつもりならば、いつもと変わらない今日、励ましや導き、また教えの御言葉が与えられるだろう。
それこそが、霊的な生き方だ。
God Bless You!!
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