9月8日(木)の手紙


2016年9月8日(木)

『それは、どんな人間でも、神のみまえに誇ることがないためである。』コリント人への第一の手紙1章9節


ミケランジェロは片手に絵筆を持ち、もう一方の手にロウソクを持って絵を描いたと伝えられている。
自分の影が、製作中の作品をおおわないようにするためだ。

もし、人生というキャンバスに神の栄光を映していただきたいと願うなら、ミケランジェロのような姿勢が必要だ。
だけど、私達は残念ながら、自分が注目される生き方をしがちだ。
車や衣服、職業、地位、学歴や成功などについて、人の目を気にする。

自分の人生が自分の事だけだったなら、その中にイエス様を見つける事は難しくなる。
イエス様は、ご自身の栄光を映すようにと、私達を救ってくださった。
だけど、私達が自分のためだけに生きてしまうなら、キャンバスの上に神が臨在しておられるように、自分の影でそれをおおっている事になる。

コリントのクリスチャン達が思い上がっていた時、パウロは「神のみまえに誇ることがないためである」と警告し、エレミヤの言葉「誇る者は主を誇れ」を思い出させた。

自分の人生を、キャンバスに描かれている絵だと考えてみよう。
人に何を見てもらいたいのだろう。
イエス様の存在という最高傑作だろうか。
それとも、自らの紹介に過ぎない影だろうか。

素晴らしい作品の邪魔をしてはいけない。
私達の人生におられるイエス様を、見てもらえるような生き方をしたい。
クリスチャンの人生は、周りの人がキリストを見るキャンバスなのだから。

God Bless You!!

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