9月23日(水)の手紙


2015年9月23日(水)

『あなたの耳をわたしに傾けて、すみやかにわたしをお救いください。わたしのためにのがれの岩となり、わたしを救う堅固な城となってください』詩篇31篇2節


公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング牧師は、脅迫電話に悩まされ、眠れなかった。

彼は祈った。
「私は、正しいと信じる事のために立ち上がりました。
しかし、主よ、私は告白しますが、今、弱っているのです。
私は、たじろいでいます。勇気を失いそうです。
もし、私が勇気や力なしに指導力を求めている人々の前に立つならば、この人々もまたよろけてしまいます。
もう、私には力がありません。ひとりでは、立ち向かえません」。

キング牧師は、後にこう書いている。
「あの時、私は神のご臨在をかつてないほど経験しました。
正義のために立ち上がれ。真理のために立つのだ。
神は永遠に、お前の味方だ。という静かで確かな約束の声が心の中に響きました。
すると、恐れが直ちに消え去りました。
私に不安は、なくなりました。
どんな事にでも、立ち向かえる心の準備ができました」。

その後の事は、歴史が語り継いでいる。
人々の品性は、人種差別や偏見によって損なわれていた。
キング牧師は、肌の色に関わらず、すべての人々がその痛みから解放される事を望んでいたのだ。

正しい事をしようとして抵抗されたなら、私達も主に助けを求めなくてはいけない。
主だけが、私達の逃れの岩であり、私達を救う堅固な城だ。
神は信頼できる力と守りの源だから。

神の力を信頼するならば、パニックになる事はない。
なぜなら、誰にも奪われる事のない平安が、私達の心に与えられるから。

God Bless You!!


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