9月17日(日)の手紙


2017年9月17日(日)

『主の名は堅固なやぐらのようだ、正しい者はその中に走りこんで救を得る。』箴言18章10節


ソロモンは箴言18章10節で、イスラエルの民に語った。
「神こそが堅固なやぐらのよう」であり、絶対に安全だと言った。
だけど、財産に逃げる人もいる。
箴言18章10節と11節は、神の御名と財産を対比させている。

神の御名、つまり神の性質とは「堅固なやぐら」だ。
敵に攻め込まれた町の人々が頑強に防備されたやぐらに避難するように、正しい人は主のもとに駆け込むことができる。
そこは絶対に安全だから。

一方、お金持ちは、財産があればまず安全だと勘違いしている。
ソロモンが伝えようとしたことは、お金は安心感をくれるかもしれないが、それはまやかしの安全だということだ。
まやかしの安全は、人を怠惰や高慢、破滅へと向かわせることがある。
だけど、本当に安全な人とは、自分の安全は神の聖さや不変性にあると謙遜に認める人だ。

財産は、自分の堅固なやぐらではないという人もいるだろう。
だけど、逆境の時の頼み綱は、やはり人であったり、物であったりという傾向にあるのではないだろうか。
私たちは皆、日々主に頼って生きることを学ばなければならない。
そして、安全の極みは神の御名、つまり神のご性質という堅固なやくらであることを、味わい知らなければならない。

God Bless You!!

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