9月17日(土)の手紙


2016年9月17日(土)

『むしろ、あなたがたの間で、ちょうど母がその子供を育てるように、やさしくふるまった。』テサロニケの第一の手紙2章7節


彼は、ホームレス生活の実態を知りたいと思い、路上で暮らしてみた。
すると、多くの慈善団体が簡易宿泊所と食事を提供している事がわかった。

ある教会の施設では、礼拝に出れば一夜を過ごす事ができた。

彼は、メッセージに感激したので、礼拝後に牧師と握手して言葉を交わそうと思い、「少しよろしいですか」と声をかけた。
だけど牧師は、彼が透明人間であるかのように通り過ぎていった。

彼は、その地域のホームレス伝道で欠けているのは、ホームレスの人と付き合う気のある人達だと気づいた。
それで、友情を通して支援する神のしもべセンターという団体を設立した。

彼の体験は、パウロのメッセージを聞いた人々の体験とは正反対だった。
パウロは福音を宣べ伝え、自分自身を相手に捧げていた。
テサロニケの第一の手紙の中では、「このようにあなたがたを思う心から、ただ神の福音だけではなく、私達の自身のいのちまでも、喜んであなたがたに与えたいと思ったのです。
なぜなら、あなたがたは私達の愛する者となったからです」と証言している。

私達は奉仕をする時、何を捧げているのだろう。
お金や言葉だけではなく、時間を割いて友情を育てようとしているだろうか。
私達がキリストに似ているか否かは、他人の苦しみを感じられるか否かで決まるのだから。

God Bless You!!

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