9月15日(木)の手紙


2016年9月15日(木)

『それゆえ、今後わたしたちは、互にさばき合うことをやめよう。むしろ、あなたがたは、妨げとなる物や、つまずきとなる物を兄弟の前に置かないことに、決めるがよい。』ローマ人への手紙14章13節


紀元一世紀の宗教指導者にとって、律法に基づいた伝統は重要なものだった。

だけど、あまりにこだわっていたので、彼らは、イエス様が律法の具体的な現われである事に気付かなかった。
細かい事を気にしすぎて、大切な事をおろそかにしていた。

聖書は、自分の「信条」や「信念」は、愛に先んじるものではないと語っている。
愛は律法をまっとうし、平和を築き、互いを教え導くものだから。

神の御言葉に示された価値観を優先しないで、自分の意見や好みにこだわるなら、自分の信条を偶像化していると言える。
偶像礼拝は、重大な罪だ。
「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」は、第一の戒めであり、最も重要な戒めだ。

自分の意見を、神のご意見の上に置いてはいけない。
そんな事をすれば、他の人をつまずかせてしまう。
また、イエス様の愛を伝える事はできない。
この世で最大の力は、律法の強制力ではなく愛の情け深さなのだから。

God Bless You!!

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