9月10日(木)の手紙


2015年9月10日(木)

『ただあなたはみずから慎み、またあなた自身をよく守りなさい。そして目に見たことを忘れず、生きながらえている間、それらの事をあなたの心から離してはならない。またそれらのことを、あなたの子孫に知らせなければならない』申命記4章9節


誰にでも、聖書の中で一番好きな書簡がある。
だけど、決して上位にあがらない聖書書簡もある。
それが、民数記だ。

民数記は、急いで読んでも、ゆっくり読んでも、少しも前に進んだ感じがしない。

人口調査が行われた。
長い旅路の話の繰り返しがある。
部族の名前が列挙されている。
その繰り返しが続く。

申命記に進んでも、再び放浪の話があり、イスラエルの民と彼らの所有地の記述がある。
だけど4章で、繰り返しが重要である理由が語られている。
それが、申命記4章9節の御言葉だ。

今までの聖書箇所は、堂々巡りという事ではなく、訓練だったのだ。
神が過去になされた御業を思い返して、それを信仰深く生きていくための教えとするという訓練だ。

聖書は神の霊感を受けて書かれている。
だから、重要ではないように見えるところも、読み進めよう。
その目的を理解するためには、忍耐が必要な場合もある。

God Bless You!!


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