9月1日(金)の手紙


2017年9月1日(金)

『わたしは彼らのそむきをいやし、喜んでこれを愛する。わたしの怒りは彼らを離れ去ったからである。』ホセア書14章4節


イスラエルの人々は信仰から離れ、堕落していた。
そして、そのことがどれほど自分を傷つけているか、神はホセアを用いて人々に示そうとされた。

というわけで、ホセア書の最初の数章はかなり奇妙な話だ。
神は預言者ホセアに、ゴメルという名の売春婦と結婚するように命じられた。
そして、不貞な妻に忠節を尽くす夫として、世の人たちの見世物にされた。
イスラエルの人々が霊的に不実であるために、神がどれほど辛い思いをされているのか、ホセアは身をもって体験した。

ホセア書の最後には、「わたしは彼らのそむきをいやし、喜んでこれを愛する。
彼らは帰って来て、わが陰に住み、園のように栄え、ぶどうの木のように花咲き、そのかんばしさはレバノンの酒のようになる」と記されている。

ホセアがはっきり述べているのは、次のことだ。
イスラエルの人々が御許に戻ってくるならば、彼らがこれほど傷つけたにもかかわらず、生ける神はなおも癒し、赦し、豊かに実を結ぶようにしてくださる。

神に背を向ける人の生涯は、罪悪感と不満でいっぱいだ。
新生を体験したのに罪の生活をするなら、神に不実な生き方をしてただで済むわけはないと、心の底で思っているからだ。

だけど憐み深い神は、イスラエルに赦しと実りを与えてくださった。
神は今日でも、真に悔い改める人の人生を立て直してくださる。
私たちは、愚かな選択をして道をそれてしまってはいないだろうか。
それなら、帰っていこう。
今日、悔い改めよう。
そして、神と交わる生活を回復させていただこう。
神と再出発するのに、遅すぎることなど決してないのだから。

God Bless You!!

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