8月1日(土)の手紙


2015年8月1日(土)

『彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」』マタイによる福音書22章21節


イエス様がマタイによる福音書22章で語られた御言葉は、クリスチャンの社会人としての義務について示唆を与えるものだ。

当時、ユダヤ人は、ローマ政府に税金を納めなければならなかった。
彼らは、この納税を嫌がっていたけれど、それは、税金がカイザルの国庫へ送られ、異教の寺院を保護したり、貴族の退廃的な生活を支えたりするために使われていたからだ。

また、自分にはカイザルに対して何か責任があるのだろうかと、疑問に思っていた人もいたかも知れない。

だけど、あなたたちはふたつの国籍を持っているとイエス様は指摘された。
つまり、地上ではカイザルの王国に住み、霊的には神の王国に属している。
どちらの王国に対しても、責任がある。
政府には権威があるが、神には最終的な決定権がある。

だけど、より大きな責任は、神と神の御国に対するものだ。

クリスチャンは、国民としての責任を果たすように命じられている。
だけど、神に対しては、絶対的な忠誠と従順が求められている。

God Bless You!!


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