7月8日(土)の手紙


2017年7月8日(土)

『ダビデの歌 わがたましいよ、主をほめよ。わがうちなるすべてのものよ、その聖なるみ名をほめよ。…いつくしみと、あわれみとをあなたにこうむらせ、」詩篇103篇1,4節


恵みと平安という言葉が、新約聖書のパウロのどの書簡にも、諸教会への挨拶の言葉として記されている。
そしてテモテへの手紙には、「父なる神および私たちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安がありますように」(新改訳聖書)と、あわれみという言葉が加わっている。

これらの言葉をひとつにとつ、吟味してみよう。

恵みとは、聖なる神が与えてくださるもので、私たちは、それを受ける資格もない罪人だけれど、それでもくださるものだ。
「神は、すべての人々に命と息と万物とを与え」と語っている。
次のひと呼吸さえ、神の賜物だ。
どれほどつらい時でも、神は力をくださるので、私たちは耐えていくことができる。

あわれみとは、私たちが自業自得の報いを受けないようにしてくださることだ。
「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない」と語っている。
私たちが強情でわがままな時も、神は時間を与えて主に立ち返るように助けてくださる。

平安とは、神がご自分の民に与えてくださるものだ。
「わたしは平安をあなたがたに残して行く。
わたしの平安をあなたがたに与える。
わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。
あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな」と言われた。
最悪の状況にある時も、主が支配しておられるので、私たちは安らかな心でいられる。

私たちの生涯は、主のために生きる恵みとあわれみと平安が与えられる。
それで私たちは、励まされる。

God Bless You!!

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