7月7日(月)

7月7日(月)

『エズラは心をこめて主の律法を調べ、これを行い、かつイスラエルのうちに定めとおきてとを教えた』エズラ記7章10節


聖書の訳し方には色々あるけれど、4人の牧師達がそれぞれの長所について話し合っていた。

ひとりは、簡潔で美しい言葉を使ったものが良いと言い、別の牧師は原語のヘブル語やギリシャ語に忠実な学術的なものが好きだと言った。
もうひとりは、最近の言葉を使った現代語訳が良いと言った。

4番目の牧師は、しばらく黙っていたけれど、やがて「私は母の訳が一番好きです」と言った。
3人の牧師は驚いて、お母さんは聖書を訳した事があるのかと聞いた。

4番目の牧師は、「ええ、母は聖書の御言葉を生活の中に翻訳していました。
私の知る限り、一番説得力のある訳でしたよ」と答えた。

この牧師の言葉は、どの訳が良いのかを議論するよりも、神様の御言葉を学び、それを行う事こそ大切である事を思い出させてくれる。

エズラの生涯においても、それが最優先されるべき事だった。
律法学者として、エズラは律法を調べ、実行し、イスラエルの民に教えた。
時には、人々を正し、悔い改めへと導いた。

聖書の最良の翻訳者は、御言葉を実行している人だ。
神様は、最良の翻訳者を、今も探しておられる。

God Bless You!!

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