7月28日(月)

7月28日(月)

『主よ、あなたの幕屋にやどるべき者はだれですか、あなたの聖なる山に住むべき者はだれですか』詩篇15篇1節


ダビデは、最も素晴らしい質問をした。
それが、今日の御言葉だ。

古代ユダヤの言葉には、「だれ」という疑問詞は二種類あった。
ひとつは今と同じ意味だけれど、ダビデはもう一方の疑問詞を使っている。
すると、質問の意味は「どのような人が、あなたに近づくのでしょうか」となる。

その答えは、次のような人だ。
「正しく歩み、義を行い、心の中の真実を語る人」。

真実を知っているだけでは、従っている事にはならない。
神様は、喜んで聖なる山に聖い人々と共に住まわれる。

聖い人とは、完璧な人を意味している訳ではない。
信じている真実が、実際に行動に反映している人の事だ。
神様は、正直な人を愛される。

だけど、この詩篇は、私達自身の手で聖くなり、神様のみもとに近づく資格をいただけると言っている訳じゃない。
むしろ、神様との深い交わりの中に生きる時、神様が私達の内に育ててくださる麗しい聖さについて語っているのだ。

私達は、神様に近づくほどに、神様に似た者となれる。
だから、誰も割り込む隙がないくらい、神様に近づこう。

God Bless You!!

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