7月26日(日)の手紙


2015年7月26日(日)

『すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる』ヘブル人への手紙12章11節


こんな話を聞いた事がある。

グレープフルーツの木に実がならなくて、がっかりしている人がいた。
そこに、板か何かで木の幹を強く打てば良いと言う人が来た。
この方法は一風変わっているけれど、実は効果があるらしい。

ある園芸の専門家は、次のように言っている。
「木の中の開花ホルモンが詰まってしまい、花が咲かない場合があります。
そんな時は、木にショックを与えて開花を促しましょう。
幹を数回、木の皮に少し傷がつくぐらい強く叩きなさい」。

このアドバイスに従えば、成長が促されるかも知れない。

人生に困った事が起こると、まるで一斉砲撃を受けているように感じる時がある。
絶体絶命だと感じ、なぜ自分がこんな目にあうのだろうと思う。
もしかしたら、神が注意を喚起しようとして、辛い経験をゆるされたのかも知れない。

ダビデは語っている。
「苦しみに会ったことは、わたしにとってしあわせでした。
私はそれであなたのおきてを学びました」。

神は、人生の痛みを通して「変わりなさい」と優しく諭しておられるのではないだろうか。
苦難の時は大変だけれど、それによって訓練されるなら、私達はキリストに似たものへと成長していくだろう。

God Bless You!!


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