7月25日(金)
『そのうちのひとりは、自分がいやされたことを知り、大声で神をほめたたえながら帰ってきて』ルカによる福音書17章15節
イエス様は、エルサレムに上る途中で、10人の重い皮膚病に冒されていた人に出会った。
彼らは他人に近づいてはならないので、遠くから「イエスさま、わたしたちをあわれんでください」と叫んだ。
イエス様は彼らを見て、「祭司たちのところに行って、からだを見せなさい」と言われた。
すると彼は、途中でいやされた。
そのうちのひとりは、自分が癒されたと知ると、イエス様のもとに戻ってきて足もとにひれ伏して感謝した。
だけど、イエス様は「ほかの九人は、どこにいるのか」と訊ねられた。
とても、大切な質問だ。
イエス様は、感謝しているこの人はサマリヤ人、即ち、異邦人だと言っておられる。
他の箇所で、イエス様は「この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である」と言われたけれど、「利口」と訳された言葉には、「思慮深い」という意味がある。
時として、この世の人の方がクリスチャンよりも正しい作法で行動する事があるものだ。
私達は、日常の忙しさにかまけて、感謝の言葉を忘れがちじゃないだろうか。
他の人に、プレゼントをもらう事もあるだろう。
奉仕や、時にかなった礼拝メッセージ、慰めの言葉、良いアドバイスをもらう事もある。
だけど、「ありがとう」の一言を言いそびれてしまう。
私達には、もっと感謝すべき何かはいらない。
ただ、もっと感謝すべきなのだ。
God Bless You!!
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