7月24日(木)

7月24日(木)

『あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない』コロサイ人への手紙3章2節


芝生の上で、手足を伸ばして寝転がってみる。
首を右側に曲げると、顔から数センチ先の草が見える。
そんな単距離に焦点を合わせようとすると、目が痛くなってくる。
同時に、鼻から先のものはぼやけて見えてくる。

そこで、目の焦点を調整すると、遠方の町が見えるようになった。
自分の意志で目の焦点を近くから遠くに自由に変えられる。
選択は、私達の自由なのだ。

パウロは、キリストに従う者は、永遠を視野に入れなければいけないと強調している。
私達は、どこに焦点を合わせるか、自分で選ぶ事ができるのだ。

利己主義や世俗的な思惑に負けて、鼻から先のものをぼやかしてしまう事もできる。
だけど、罪深いものには目もくれず、天にあるものに注意を集中させる事もできる。
そこには、キリストが神の右に座しておられ、私達は主と共にいるようになる。

そのようにしてこそ、私達の人生の最も大切なものを見る事ができるのだ。

天のものに焦点を合わせた心だけが、罪に対して「NO」と言い、聖さに対し「YES」と言える。
選択は、私達の自由だ。
自分の人生を、はっきりと見る唯一の方法は、キリストに焦点を合わせる事なのだから。

God Bless You!!

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