7月16日(土)の手紙

『イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」』ルカによる福音書23章43節


イスラエルで110歳の遊牧民の男性が、心筋梗塞の発作を起こしてベエル・シバ病院に収容された。

医師団は、彼が非常に高齢であったにも関わらず、懸命の努力をした。
その結果、この男性は、血栓を溶かす薬で治療できた最高齢の患者になったそうだ。
病院の関係者は、彼はヤギの世話をするためにネゲブ砂漠に帰って行ったと伝えた。

この110歳の男性が受けた親切な行為は、打ちひしがれた人達を愛されたイエス様の姿をほんの少しだけ映し出している。

イエス様は、社会的障壁を乗り越えて、重い皮膚病の患者達や社会的に見捨てられた人達を助けられた。
その愛と力は、社会が良いと定めたものを遥かに超えていた。

イエス様は、十字架の上で極度の苦しみにあえぐ時でさえ、死に逝くひとりの人に手を差し伸べられた。
その男は罪を犯して十字架につけられ、あと数時間で永遠の滅びに入ろうとしていた。
だけど、彼が助けを求めた時、イエス様は答えて言われた。
「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。

救いようのないという人が、周りにいますか。
あるいは、あなた自身が、もうダメだと思っているのかも知れない。
年をとりすぎているとか、罪が大きすぎるとか、弱すぎるとかで、手に負えないと思われている人を救う事は、聖書の神が専門としている事だ。

神の強さは、私達の弱さの中に最もよく現れるのだから。

God Bless You!!