6月9日(火)の手紙



『どうか、主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、わたしたちがあなたがたを愛する愛と同じように、増し加えて豊かにして下さるように』テサロニケ人への第一の手紙3章12節


伝道と牧会に成功した教会とは、どんな教会だろう。
教会の成功とは、何だろう。

日曜日にたくさんの人が集う事だろうか。
多額の献金が集まる事だろうか。
それとも、立派な教会堂だろうか。

私達は、このような事が教会の成功をはかる神様の物差しではないと知っている。
神様は、教会の心を見ておられる。

パウロは、マケドニヤの首都、テサロニケに教会をつくった。
そして、教会の人達に、次のような願いを伝えた。

「どうか、主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、わたしたちがあなたがたを愛する愛と同じように、増し加えて豊かにして下さるように。
…聖く、責められるところのない者としてくださいますように」。

パウロはここで、キリストのからだである教会が健全に機能するためには、ふたつの事が不可欠であると示している。
つまり、愛し合う事と、聖くある事だ。

会員数や会堂、年間予算の大小に関わらず、よい教会かどうかは、信徒の生き方に表れる。
神様を愛し、お互いに親切にし、敬虔に歩んでいるかどうかだ。

預言者ミカの言葉は、私達にとって大きなチャレンジだ。
「主はあなたに告げられた。
人よ。何が良いことなのか。
主は何をあなたに求めておられるのか。
それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか」。

規模は小さくても、大きな志を持った教会は、小さな志しか持たない大教会以上に、多くの人に祝福をもたらすだろう。

God Bless You!!


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