6月6日(火)の手紙


2017年6月6日(火)

『あなたは真理の言葉を正しく教え、恥じるところのない錬達した働き人になって、神に自分をささげるように努めはげみなさい。』テモテへの第二の手紙2章15節


「食べ、撃ち、立ち去る」という本の中で、句点をきちんと打つことができない人が増えたと嘆いている。
そして、その例としてパンダの滑稽な話がある。

一頭のパンダがカフェに入ってサンドウィッチを注文し、それを食べると銃を取り出して打ち始めた。
ウェイターがどうしたのかと尋ねると、パンダは野生動物のガイドブックを取り出してこう書かれているページを見せた。

「パンダ。白と黒の巨大な熊のような哺乳動物。原産地は中国。
食べ、撃ち、立ち去る(訳注:原文は、Eats shoots and leaves.)」。

正しくは、句点を打たずにEats shoots and leaveと書くべきで、その意味は、「草木の若枝や葉を食べる」だ。
ところがEatsの後に句点を打つと、まったく意味が変わってしまう。
Shootsの意味が「草木の若枝」ではなく「撃つ」となり、leavesの意味が「葉」ではなく「立ち去る」に変わってしまうからだ。

聖書を読む時も、言葉に注意深くあるべきだ。
パウロの言葉で言うならば、「真理の言葉を正しく教え」だ。
この「正しく教え」と訳された単語は、腕のたつ職人が何かをまっすぐに切ることを意味する。

聖書の学びに当てはめるならば、聖霊の導きを祈りつつ、十分に時間をかけて注意深く御言葉を学ぶことだ。
率直かつ正確に、真実を教えることを意味している。
神の真理を正確に理解し伝えることは、クリスチャンにとって何よりも大切にしなければならないことだ。

God Bless You!!

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