6月3日(火)
『わたしは、あなたのさとしを思い、あなたの道に目をとめます』詩篇119篇15節
牛が草原に横たわり、反芻している姿を時々テレビで見る事がある。
それにしても、反芻とは一体何なのだろう。
なぜ牛は、これほど長時間、もぐもぐしているのだろう。
牛はまず、草などの食物を胃に入れる。
それからじっくり反芻するので、ゆったりできる姿勢をとる。
そして、胃から戻し、繰り返し噛み、栄養分を消化吸収し、濃厚な牛乳へ変化させるのだ。
何という気持ち悪さ!!
だけど、反芻する事は、確かに時間がかかるけれど、良い牛乳を出すためには、決して無駄な時間じゃないらしい。
神様の御言葉を思いめぐらす時、まさに「反芻」という言葉はぴったりだ。
詩篇119篇の作者は、神様の御言葉を読んで何度も反芻した。
御言葉は、お茶漬けじゃない。
よく噛んで、祈り心で注意深く味わうなら、私達は罪への抵抗力が強くなるだろう。
神様を、より良く知る事に、喜びを見出すだろう。
日常生活のための、賢明な助言を得る事ができるだろう。
御言葉を反芻する事は、聖書を読んで、そこに書かれている事を信じるだけじゃなくて、それを毎日の自分の生活に適用する事だ。
だから、じっくりと反芻しよう。
健康的なクリスチャンでいたいなら、聖書の御言葉をお茶漬けのように扱ってはいけない。
God Bless You!!
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