6月26日(月)の手紙


2017年6月26日(月)

『それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。』ローマ人への手紙


カタツムリは、どのくらいのスピードで進むのだろうか。
ある研究によると、1時間に約100メートルだそうだ。

カタツムリはのろのろ進むけれど、その長所は忍耐強さだ。
19世紀の偉大な説教者であるチャールズ・スポルジョンは、「忍耐によってカタツムリは箱舟に辿り着いたのです」と想像力豊かに語っている。

パウロによると、忍耐は、人格成長の鍵となる要素だ。
彼は「患難は忍耐を生み出す。
そして、忍耐の上に品性と希望が生み出される」と言っている。

「忍耐」と翻訳されているギリシャ語の単語は、「不動の、不変の、我慢」などという意味。
それは、多くの苦痛や苦難に耐えて信仰を貫いてきた人たちを指して使われている。

私たちの歩みは、逆境によってカタツムリのようなペースに変えられただろうか。
神は、早くゴールしなさいとは言われていない。
忍耐強く前進することを、求めておられるのだ。

God Bless You!!

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