6月24日(水)の手紙



『わたしの恐れるものが、わたしに臨み、わたしの恐れおののくものが、わが身に及ぶ』ヨブ記3章25節


死と病気と離婚は、最もつらい経験かも知れない。
疑いを起こし、夢を壊し、津波のように人生をズタズタにしてしまう。

ヨブは、短期間のうちに、子ども、健康、財産、そして妻の尊敬さえも失ってしまった。
ヨブの嘆きは、「私の生まれた日は滅びうせよ」というほど大きなものだった。

彼はその年だけではなく、自分がこの世に存在したという記憶を神が消し去ってくださればよいと思った。
長年、成功した人として人々の尊敬を集めてきたけれど、今は、なぜ生きるのかがわからないと思っていた。

彼は死んで忘れ去られる事を願った。
だけど、神様は、彼の名と彼の物語が永遠に残るようにされた。
ヨブの願いを聞き入れる代わりに、後世の人々に必要なものを提供されたのだ。
それは、神様とサタンとの戦いを垣間見る事だ。

神様の霊感によって、ヨブのこの苦難の物語が記され、これによって数えきれない人たちが慰められてきた。

自分の恐れている事が実際に起こった時、神様はそれをも善い事のために用いてくださると、私達はヨブのおかげで知る事ができたのだ。

そして、私達は知った。
私達の最善は、最も深い苦しみから生まれるのかもしれないと…。

God Bless You!!


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