6月23日(火)の手紙



『利息をとって金銭を貸すことなく、まいないを取って罪のない者の不利をはかることをしない人である。これらの事を行う者はとこしえに動かされることはない』詩篇15篇5節


「倫理の人」として知られているセミナー主催者がいる。
本やセミナーを通して、損得勘定ではなく倫理的に正しいからという理由で、決断をするように呼びかけている。

彼は言う。
「なぜ、正しくなければならないのだろう」と。
すると、多くの人は、正直であれば、ある主の恩恵をこうむる事ができるからと答える。
つまり、懲罰を受けないとか、良心にとがめを感じないなどの理由だ。

彼も、道徳的である事は、長期的に見れば有益だと認めている。
だけど、そう認めつつ、正しい事をするのは、それが正しい事だからだと強調している。

道徳的に正しい生き方は、セミナーで学ぶ概念以上のものだ。
それは、キリストが共におられる事を、生活を通して証しする強力な手段となる。
正しい事をするのは、常に正しい事なのだ。
そして正直ほど、貴重な遺産はない。

God Bless You!!


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