6月15日(木)の手紙


2017年6月15日(木)

『しかし、町のうちにひとりの貧しい知恵のある人がいて、その知恵をもって町を救った。ところがだれひとり、その貧しい人を記憶する者がなかった。』伝道の書9章15節


どういう理由か大衆というものは、地位や財力のない人が知恵を用いて良いことをしても、それを無視したり、すぐ忘れたりするようだ。

だけど、人がどうするかは、どうでもよいこと。
「貧しい人の知恵は軽んぜられ」ても、「知恵は力にまさる」が、真理だから。

自分の貢献がすぐ忘れられるにしても、知恵の言葉を静かにまっすぐ語って、良いものを残していくほうが、たくさんの人にうらやましがられ、威張り散らす愚か者ものよりずっと良い。

最終的に大切なことは、何かを成したといって、私たち自身が人から認められたり感謝されたりすることではない。
むしろ、義の種を蒔いた人たちの心が、何よりも大切なのだ。

「知恵の正しいことは、そのすべての子どもたちが証明する」と聖書が語る通りだ。
私たちは、神を恐れることから来る、賢く正しい知恵を持っているだろうか。
その影響を受ける人は、誰なのか。

God Bless You!!

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