6月15日(日)

6月15日(日)

『キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。あなたがたが召されて一体となったのは、このためでもある。いつも感謝していなさい』コロサイ人への手紙3章15節


パウロは、コロサイの教会へ行った事はなかったけれど、エパフラスからすべての事を聞いていた。
この教会が偽教師に攻撃されていると知り、人々のために熱心に祈っていた。

コロサイの教会の人達が、自分達を暗闇の圧制(死)から救い出し、御子の支配(命)に導いてくださった神様に、喜んで感謝を捧げられるようにと祈っていた。
私達も、また、イエス様が成してくださった事に感謝すべきじゃないだろうか。

現在、感謝するという行為は、すたれた美徳のようになってしまっている。

1860年にエバンストン近くのミシガン湖岸で客船が座礁した時、地域のレスキュー隊員だったひとりの男性は、幾度となく冷たい水に入って、17名の乗客を助け出した。
だけど、彼自身は、この行為によって回復不能なほどに健康を損ねてしまった。

数年後、彼の葬儀で、ある事が明らかになった。
彼に助けられた人で、謝意を表した人はひとりもいなかったのだ。

イエス様の命と引き換えに、私達を永遠の死から救い出し、永遠の命をくださった事を決して忘れてはいけない。
感謝する事を、すたれた美徳にしてはいけない。

クリスチャンにとって感謝する事は、何にも代えがたい大切な宝なのだ。
その宝は、私達の人生をより美しく、輝かしいものとしてくれるだろう。

God Bless You!!

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