5月7日(水)

5月7日(水)

『ヒソプをもって、わたしを清めてください、わたしは清くなるでしょう。わたしを洗ってください、わたしは雪よりも白くなるでしょう』詩篇51篇7節


誰もが知っているだろう。

神様の御心を慕い求めるべきイスラエルの偉大な指導者であるダビデが、他人の妻を誘惑して姦淫を犯し、嘘をつき、人を殺した事を。

自分の極悪非道ぶりにまったく鈍感で、冷淡だった。
イスラエルの指導者は、罪に支配されていた。

ダビデはバテシバと姦淫し、彼女の夫を謀殺してから1年が経った。
ダビデは、肉体的にも精神的にも最悪の状態だった。
良心の呵責からか、そわそわと落ち着きがなく、鬱気味だった。
夜になっても、眠れず寝返りばかり打っていた。

だけど、自分の罪を直視させられ、自己防衛の壁が崩れた時、ダビデは、「私は主に対して罪を犯しました」と叫んだ。
すると、預言者ナタンは、「主もまたあなたの罪を除かれました」と応えた。

ダビデは、自分の罪が悲劇的な結末に至ったにも関わらず、神様が赦してくださった事を確信していた。
自分の犯した罪の大きさと、その影響の甚大さに気付いたダビデは、心から悔い改め、神様の赦しを切望して、詩篇51篇を書いている。

自ら犯した罪の結果に苦しめられているなら、神様の御前に自分の過ちを認めるに限る。
神様を信頼するなら、神様は私達を憐れみ、喜びを回復させてくださる。
本当の悔い改めとは、罪を憎んで止める事なのだから。

God Bless You!!

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